作成者別アーカイブ: 荒井 正樹

『くちづけ』(1955)

1955年、成瀬巳喜男は『浮雲』を制作した。前年に『山の音』『晩菊』が、さらにその前年に『夫婦』『妻』『あにいもうと』が、また1956年に『驟雨』『妻の心』『流れる』が撮られる。1955年を中心に戦後成瀬を代表する作品群 … 続きを読む

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リヴェット「デュエル」の音

リヴェット映画祭で上映中の「デュエル」の魅力の一つはサウンドトラックにある。オープニングタイトルに重なる街の音声がすでに聞き捨てならない緊張感を持っている。そして、クラブ “ルンバ” のピアニスト … 続きを読む

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サルトル「家の馬鹿息子」邦訳

昨年はフローベール生誕200年だった。サルトルのフローベール論「家の馬鹿息子」(じっさいは、フローベールの初期作品および書簡、「ボヴァリー夫人」というテクスト、フローベールを知る人々の証言、19世紀フランス社会のあり方( … 続きを読む

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ジャック・リヴェット映画祭

ジャック・リヴェット映画祭! https://jacquesrivette2022.jp/ 「セリーヌとジュリーは舟でゆく」「デュエル」「ノロワ」「メリー・ゴー・ラウンド」「北の橋」の5作品。「デュエル」「ノロワ」「メリ … 続きを読む

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サーク『アパッチの怒り』(1954)

NHK・BSPで8月28日(金)午後1:00〜2:20放送予定。 同年に製作された『異教徒の旗印』は昨年日本語字幕付きDVDで発売された。サークの1954年作品にはまた『心のともしび Magnificent Obsess … 続きを読む

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Farnace

ヴィヴァルディ『ファルナーチェ』は作曲家のこのジャンルを代表する。この曲を聴き始めて、シンフォニア=序曲をどこかで聞いたことがあると思う人も多いはずだ。シンフォニア三楽章のうち最初の二曲は『テンペーのドリッラ』のそれとほ … 続きを読む

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マスク

仮面ではない。サニタリーマスクの話である。 ある超一流のオーケストラには非常に顔が大きなヴィオラ奏者が属している。あまりに顔が大きいので、ヴィオラがヴァイオリンに見えるほどである。私はこのオーケストラのサブスクリプション … 続きを読む

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『ショックプルーフ』を見て『眠りの館』を再考する

『ショックプルーフ』は素晴らしいフィルムだ。サークには珍しいボニー&クライドもので、このジャンルの代表作の一つと言ってよい。ただしラストのあっけないハッピーエンディングはサークならでは。ラング作品と比較するなら、『暗黒街 … 続きを読む

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サーク『眠りの館 Sleep, My Love』(1948)

ノワールの秀作。だがヒロイン、クローデット・コルベールが適役かと言えば疑問がある。夢遊病や妄想とは縁がなさそうな面持ちだからである。ヒロインに好意を持つ青年(ロバート・カミングス)が彼女の心の病について疑いを持つのは、そ … 続きを読む

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サーク『丘の雷鳴』

基本的に修道院のセット内で撮られた室内劇。洪水によって避難してきた近隣住人と彼らを支える修道女の、数日間の生活が描かれる。本当は明日の刑執行が予定されていた死刑囚の若い女性が、手錠もかけられずにわずか二人の警官によって護 … 続きを読む

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