カテゴリー別アーカイブ: ルネサンス

うま〜

昨夜は夢の中でボイアルドとかバイアルドとか言っていたので重症だ。 ハイドン『騎士オルランド』の録音はたぶん2タイトルしかないはずだ。わたしはアーノンクールとConcentus Musicus Wien のライヴで聴いてい … 続きを読む

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騎士、狂気、馬(Orlando Furiosoにおける)

アリオスト『狂えるオルランド』の一側面について考察するこのエントリーの結論は以下の通り。 1. 本書が描写する世界には二つの主要な境界がある――シャルル・マーニュの領土とイスラム連合の領土の間、また現実の世界と魔法の世界 … 続きを読む

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なぜ馬の話をするのかーー気に入ったから。 オルランドの狂気はどこへ行ったのかーーどこにも行ってはいない。狂気のみが主題だと書いた覚えはない。馬もだいじな主題の一つだ。 馬がだいじであるという点はわかった。で、バイアルドに … 続きを読む

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バイアルド(2)

〈図2〉の経緯で、バイアルドは一時的にオルランドの手中に落ちる。この時点でオルランドとリナルドはアンジェリカをめぐる恋敵である(ただし二人はともにシャルル・マーニュの甥――つまり従兄弟どうし――であり、大帝傘下の騎士を代 … 続きを読む

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バイアルド(馬)

アリオスト『狂えるオルランド』の叙述は、語り手が大司教テュルパン(シャルル・マーニュの時代にその『年代記』を書いたとされる人物)の記述をふまえているという設定の下、現在の主君(枢機卿イポリット・デステ)に向けて、シャルル … 続きを読む

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オルランド

ルドヴィコ・アリオスト『狂えるオルランド』を読んでいる。邦訳で900頁ほどあるが、おもしろいのでサクサク進む。16世紀初頭に発表されるや欧州でベストセラーとなり、18世紀にはヴィヴァルディ、ヘンデル、ハイドンらのオペラの … 続きを読む

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ボッティチェリ展

ボティチェリ展はとてもよかった。今回の発見はこの画家独自の遠近法の使い方である。 ボッティチェリに帰属するとみなされている「女性の肖像(シモネッタ・ヴェスプッチまたはクラリーチェ・オルシーニまたはマリア・デ・ムチーニ)」 … 続きを読む

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再びジョット

「ノリ・メ・タンゲレ(わたしに触れるな)」の、スクロヴェーニ礼拝堂の作品とアッシジの聖フランチェスコ聖堂のそれを比べてみよう。 スクロヴェーニ礼拝堂の作品がジョットの手になることはたしかだが、これより先に制作された聖フラ … 続きを読む

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スクロヴェーニ礼拝堂のジョット

ミラノのジョット展に行けないのは残念なので、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂をヴァーチャル見学しよう。ここは礼拝堂だから小さいけれども、壁と天井の一部がジョットのフレスコ画で埋め尽くされている。予約が必要でかつ観覧の時間制 … 続きを読む

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GIOTTO, L’ITALIA

ジョット展(2015/09/02~2016/01/10, Palazzo Reale, Milano) リンク : GIOTTO, L’ITALIA  

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