カテゴリー別アーカイブ: ワン・ビン

ワン・ビン『名前のない男』

ワン・ビン監督の2009年作品、『名前のない男』を見た(K’s シネマ、今日)。同館ウェブサイトの解説によると、「『鳳鳴』『無言歌』製作のために通りかかった廃村で、ワン・ビンが出会った男。たった1人で洞穴に暮 … 続きを読む

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カメラを持った監督

『収容病棟』がもたらした興奮がなかなか覚めない。『三姉妹』のカメラについてakatukiyami 氏は、少女たちにとってカメラマンは自分についてくる従順な家畜に似た位置づけという卓抜な指摘をされた。なるほど稀にカメラ目線 … 続きを読む

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ワン・ビン『収容病棟』

『収容病棟』には明確な政治的主張がある――エンドロール前の字幕が語る内容にその主張が要約されている。いわく、作品の舞台となった雲南省の公立精神病院の患者たち(男女あわせて200名ほど)は暴力性の有無を問わず同じ病棟(注  … 続きを読む

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ワン・ビン『三姉妹』

3000mを越える高地のどこまでも開けた空間と、吹きつける強風を避けるために狭隘な谷間に作られた集落の窓のない土壁の家という、かたや光と視界の過剰、かたやそれらの過少の間で生活する4歳、6歳、10歳の三姉妹。母は彼女たち … 続きを読む

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