カテゴリー別アーカイブ: 芦川いづみ

神保町シアター「芦川いづみ特集第2弾」

期待しております。

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『風船』(2)

このフィルムは何て素晴らしいのだろう。芦川いづみも黛敏郎も最高だ。川島雄三のこれが本音なのだと思う。泣ける。また泣いた。

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『幕末太陽傳』の芦川いづみ

特集「恋する女優 芦川いづみ」(神保町シアター)は盛況のうちに幕を閉じた。わたしが今回の特集で最初に見たのは『風船』、最後に見たのは『東京マダムと大阪夫人』――ともに監督は川島雄三である。他に何か川島作品をやらなかったっ … 続きを読む

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「空の男」(『東京マダムと大阪夫人』の高橋貞二)

『東京マダムと大阪夫人』のオープニング・タイトルで、高橋貞二の役名は「空の男」になっている(八郎というきちんとした名があり、作中で何度もそう呼ばれるのに)。思うにこれは、高橋演じるキャラクターに川島雄三が籠めた意味の現れ … 続きを読む

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『東京マダムと大阪夫人』

形式に対する川島雄三の知性の働き方はすごい(まわりくどい言い方で申し訳ないが、「感性」と言いたくないので)。 今日は神保町シアターの特集「恋する女優 芦川いづみ」の最終日だった。この不世出の女優の映画初出演作にして、彼女 … 続きを読む

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映画内の朗読

映画は動画だから、そこに静止画が映るとどきっとする。レネ、ロージー、タルコフスキーといった例をわたしは思い浮かべている(夜と霧、銃殺、僕の村は戦場だった、など)。 映画でこれと似た感触を抱かせるものに朗読(場面)がある。 … 続きを読む

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『硝子のジョニー』追記

『硝子のジョニー 野獣のように見えて』について付言。 この作品でアイ・ジョージが演じている男はたしかに屑だが、彼が駅で刺されて警察に捕まった後、芦川いづみがあのように懸命に介抱し、その上「ジョニー」と呼びさえしたのはなぜ … 続きを読む

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『硝子のジョニー 野獣のように見えて』

蔵原惟繕『硝子のジョニー 野獣のように見えて』(1962)を見たーー特集「恋する女優 芦川いづみ」(神保町シアター)。 幼い頃外国船に父を連れ去られてから心を病み、捨てられることに強い恐怖を抱くようになった少女を芦川が演 … 続きを読む

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中平康『その壁を砕け』

中平康『その壁を砕け』(1959)もかなりおもしろい映画だ。今日、神保町シアターで見た(特集「恋する女優 芦川いづみ」)。 殺人の冤罪で起訴されてしまう主人公の男のフィアンセ役を、芦川がたまらなく可憐に演じている(相手役 … 続きを読む

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無内面女子について

ここだけの話だが、わたしは女囚さそりの梶芽衣子の虚ろを好む者である。”Lola Montès” の素晴らしいデジタル修復版を見ていて、ショウの厳密な演出の中核であり、意志し得ないはずの機械としての … 続きを読む

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