カテゴリー別アーカイブ: 革命

革命時代の三人のマリア

1809年、ナポレオンの侵攻を逃れてリスボンからリオデジャネイロに移った宮廷の人員は、一説によると女王マリア1世以下1万5千人である。オリヴェイラ『フランシスカ』には、少し後のブラジル独立戦争時代に、英軍に身を投じたポル … 続きを読む

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ブラジルの独立

オリヴェイラ『フランシスカ』の物語は、ブラジル独立直後の時代に設定されている。無知なので検索したところ、ざっと調べただけでも興味深いことがいくつか出てきた。 ナポレオン戦争の時代に、仏軍のポルトガル侵攻に慌てた当時のポル … 続きを読む

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『ベレジーナ』

おおー。2年前のシュミット特集以来じゃないですか。 こういう作品を突然出してくれるのもシネマヴェーラのよいところです。高貴でおバカなこの映画、大好きであります。いきまっせー。

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ウッドベース

ジャズ演奏のトリオやカルテットにかかせないウッドベースが、あのようなソロ楽器になるきっかけを作った一人はベートーヴェンである。 バロック音楽まではもちろん、モーツァルトあたりの古典派音楽においても、ウッドベース(コントラ … 続きを読む

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『ぼくらの七日間戦争』(映画)

とてもいいです。 無条件革命派のわたしは、権力といっさい妥協しないこの作品の考え方を支持します。

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ミゲル・ゴメスの『アラビアン・ナイト』がやってくる

ところが、広島映画祭のタイムテーブルは、第一部から第三部を11月21日―23日の三日に分けてそれぞれ一回限り上映するというものである。一日通して全編上映してもらえれば日帰りで見に行けるのに(恵まれた映画環境に漬かり切った … 続きを読む

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第十日(鏡を打ち砕く)

陰謀は組織の構成メンバーを秘かに結びつける言葉と身振りの同一性を拠りどころにして進められる。彼らは多くの概念(時には理念)を共有し、仲間内では同様の口調で話す。未知のメンバー同士が連帯を確認するには合言葉が必要であり、そ … 続きを読む

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共同体の誕生

『白い汽船』(1976年、ボロトベク・シャムシエフ監督)に登場する共同体の破滅と再生の神話は興味深い。 キルギスの山深く暮らす民に残る共同体再生に関する伝承は、民の出自を鹿に育てられた男の子に求めている。昔この地域には互 … 続きを読む

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元老院

中沢けい氏(@kei_nakazawa) のツイート。同感です。 《もし日本に元老院があったら、とっくにアベちゃんをなんとかしていたんじゃないかな。》https://twitter.com/kei_nakazawa/st … 続きを読む

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『謎のトマ』(41年初版の篠沢秀夫訳)

『謎のトマ』41年初版の邦訳が出た(篠沢秀夫訳)。これは画期的な訳業である。まず原版(ガリマール、2005)の裏表紙の紹介文をご覧になってほしい。 初版の刊行以来再刊がなされていなかったことがわかる(50年出版の短縮版は … 続きを読む

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