月別アーカイブ: 10月 2011

なぜ何もないのではなくてろくでもないことがあるのか

なぜ何もないのではなくてろくでもないことがあるのか。 この問いに対する哲学者の返答は、何ごとも理由なしには起こらないというものである。まことにやる気をなくす返答だ(まったくもって正しいからである)。ところで、こういうボタ … 続きを読む

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ドメニコ・スカルラッティとマリア・バルバラ王女

ご尊顔をどうぞ。 画家はDomingo Antonio Velasco というイタリア人らしいが、 この絵についての wikipedia の注は、 “He was best known for his por … 続きを読む

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黙阿弥

月も朧(おぼろ)に白魚の 篝(かがり)も霞む春の空 つめてぇ風もほろ酔に 心持好く浮か浮かと 浮かれ烏の只一羽 塒(ねぐら)へ帰る川端で 棹(さお)の雫か濡れ手で粟 思いがけなく手に入る百両 ほんに今夜は節分か 西の海よ … 続きを読む

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革命も陰謀もあるんだよ

そろそろ陰謀タグが必要だな。 どうでもいいけど、Puella magi Madoka magica の magi はmagus (東方の三博士の一人のことだが、ここでは魔法使いという意味)の属格だから、直訳すると“魔法使 … 続きを読む

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ストローブ=ユイレ、ワーグナー、台詞

普通の経験と映画とでは、音と音楽の身分が異なることがおもしろい。ストローブ=ユイレの着想の一つは、この差異を際立たせるだけでなく、その先にある可能性を探ることで映画の中の音と音楽に独自の価値を与えるというものだった。 日 … 続きを読む

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俳優と台詞

ヒッチコックのケーリー・グラントやトリュフォーのジャン・ピエール・レオーはしばしば機械仕掛けの人形みたいなしゃべり方をするし、表情や動きもぎこちない。 映画はその草創期に音声を持たず、コマ送りも異様な速さであった。どう見 … 続きを読む

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陰謀の代謝について

その物質の構成要素である分子の性質に由来するが、一定の条件における多くの分子のふるまいに起因するため、個々の分子の性質には還元できない物質の特徴をグローバルな性質という。たとえば鉄、ニッケル、コバルトといった強磁性をもつ … 続きを読む

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映画を見に行く普通の男

もしこんなタイトルの本が書店に並んでいたらあなたはどうする? 「映画を見に行く普通の男」。原題は L’homme ordinaire du cinema,  直訳すれば“映画については普通の人”。タイトルから … 続きを読む

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男も女もない風景

男と女と車さえあれば映画は撮れる。こう言ったのはゴダールだ。ストローブ=ユイレはどう答えるだろうか。おそらく何も言わないのではないか。 彼らの映画に車が出てくるのはバッハの昇天祭オラトリオで始まり同曲で終わる「花婿、女優 … 続きを読む

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男と女のいる風景

男と女と車さえあれば映画は撮れると言ったのはゴダールだ。撮るほうはともかく観ていて落ち着くのはたしかにそういうシンプルな作りの映画である。 「洲崎パラダイス 赤信号」もそうなのだが、最近久しぶりに見直してまたしても泣けた … 続きを読む

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