月別アーカイブ: 1月 2014

ロメール映画を特徴づけるひょっとこ面の男たちについて

『満月の夜』のオクターヴには笑ってしまう。レナート・ベルタの冴え冴えとしたカメラを通してさえあのひょっとこ面で、次から次へと愚かなことばかりしゃべるのだから。そう言えば『モーとの一夜』のトランティニャンの友人もひょっとこ … 続きを読む

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忘れられたチョリソー

再び忘れてしまわないように結論から先に書くと、せっかくオムライスを作ったのに、後から冷蔵庫にチョリソーがあったことに気づいて悔しい思いをしたということである。 結果的に忙しく過ごしてしまった一日の夜をどうやってくつろごう … 続きを読む

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“Blue Is the Warmest Colour” という映画の件

暑い。ようやくペキラが去ったのか。身体が真冬の寒さになじんできた頃、こうした小春日和を迎えるのをわたしはあまり好まない。隠れていた街の匂いがもやもや漂い出てうっとおしいということもある。わたしはアレルギー持ちなので、そろ … 続きを読む

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レア・セドゥ イン 『イングロリアス・バスターズ』

出てたのか、と思ったら出てました。 ところでWOWOW のシネフィル向けセレクションは渋い。渋い、というよりおそらく一部のスタッフが知恵を絞って経営陣をだまくらかし、自分たちが見たい作品を選定していると推測できる(経営陣 … 続きを読む

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ファスビンダーとベートーヴェン

例によって勝手なことを書く(勝手なことしか書いていないけれども)。 『マリア・ブラウンの結婚』の冒頭で流れるベートーヴェン(第9交響曲の3楽章)はたいへん美しい(爆発のシーンと敗戦直後のマリアの家のシーンの間を切れ目なく … 続きを読む

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『雨の日の動物園』(小林久三、1984)

吸血鬼ゴケミドロが取り持つ縁で本書と出会ったことはうれしい。 小林久三は1961年に助監督として松竹大船撮影所に入社している。いわゆる松竹ヌーベルバーグのブームが去り、日本の映画産業全体が斜陽化し始めるまさにその年にであ … 続きを読む

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『8時間の恐怖』(1957)と『吸血鬼ゴケミドロ』(1968)

ふたつの作品の映画史的関連は少なくとも次の2点に要約できる。1) 実社会から隔絶された環境に閉じ込められた複数の人物の、なりふりかまわぬ行動を描いたシナリオ(『8時間の恐怖』のそれは、清順作品で他に『海峡、血に染めて』『 … 続きを読む

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再び『吸血鬼ゴケミドロ』について

『吸血鬼ゴケミドロ』が『黒蜥蜴』(1968年8月封切り)の併映作品であることについてはすでに述べた。ところでWikipedia 『吸血鬼ゴケミドロ』には、本作品が松竹太秦撮影所で撮影されたという記載がある。しかし、Wik … 続きを読む

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吸血鬼ゴケミドロについて

少し前にクライテリオンの松竹ホラーDVD・BOXを紹介した。収録作の一つ、傑作の誉れ高い『吸血鬼ゴケミドロ』について検索していたところ、Wikipedia の注に本作が『黒蜥蜴』と併映された、とあるのに驚いた。なるほど1 … 続きを読む

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『美しい人』(クリストフ・オノレ)

WOWOWのレア・セドゥ特集で今月放送されたものを今日録画で見た。 門が開いて学生たちが出てくる最初のショット(ヌーベルバーグよりハリウッド映画の学園物の感触)、秋から冬にかけてのパリの外景を捉えた光、ニコルのカフェの雰 … 続きを読む

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