日別アーカイブ: 2015/09/29

映画の思考について

先のエントリーでは、映画を構成するイメージ群の意味作用のうち、描写から独立し、複数イメージ相互の関係を通して自律的に作用したり、統合や集約に至ることなく問いを発し続けたりするもの、いわば意味作用の余剰分を「映画の思考」と … 続きを読む

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『女は二度生まれる』(2)

映画における思考とは、人物の台詞や物語を通して間接的に語られる作者の思想のことではなく、編集された映像と音声のテクスチュアとそれが生み出す意味作用のことである。映像と音声をそのように配列したのは制作者だから、当然それらの … 続きを読む

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