月別アーカイブ: 12月 2015

カーター・ディクスン・マーダーズ

特にこれといった理由はないが、ディクスン・カー(カーター・ディクスン)を読み直している。今日は国書刊行会版の翻訳で『一角獣殺人事件』を読んでいた。トリックよりもストーリーテリングが楽しい作品で、同時代のヒッチコックの語り … 続きを読む

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アンチおじいさん

なぜわたしが毎日のようにピニェイロピニェイロ言っているのかといえば、このブログに登場するアーティストの平均年齢を下げるためだ。リヴェット、アーノンクール、ワイズマン、オリヴェイラで軽く90歳を超えるので、30代のピニェイ … 続きを読む

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『ビオラ』(マティアス・ピニェイロ、2012)(4)

5 ループする対話のシークエンスからビジャール=ビオラの最初の顧客(アルベルト・アハーカ)へのつなぎ。 サブリナとセシリアのループする対話を締めくくるのは、ドアをノックする音に続く、サブリナのセシリアに対する熱いキスであ … 続きを読む

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『ビオラ』(マティアス・ピニェイロ、2012)(3)

マティアス・ピニェイロ『ビオラ』のDVD が届き、見直して非常に優れた作品であることを再確認した。先のエントリーで述べた主旨に変わりはないが、見落としていた細部を確認して、いくつかの疑問が解けた。 先のエントリーに含まれ … 続きを読む

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ラテン系映画のその後

昨日は渋谷でオリヴェイラ『アンジェリカの微笑み』を見ることにして、それまでぶらぶらしていた。すると予想外の佐川急便による宅配あり--なぜ amazon.com からの品物の国内配達が佐川さん担当になったのかわからないが、 … 続きを読む

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エドワード・ヤン『クーリンチェ少年殺人事件』再ソフト化

権利関係の問題で再ソフト化が困難だったエドワード・ヤンの傑作『クーリンチェ少年殺人事件』(A Brighter Summer Day, 1991)が、ついに‟The Criterion Collection” から DV … 続きを読む

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『フランスの王女』(マティアス・ピニェイロ、2014)

『恋の骨折り損』(Love’s Labour’s Lost)は言葉の劇である。ナバラ王と三人の臣下、フランス王女と随伴する三人の女性それぞれが言葉の掛け合いを披露し、王以下四人の男たちは王女以下四人の女たちに恋の詩を贈る … 続きを読む

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マティアス・ピニェイロ作品をめぐる最近のエントリーについて

『フランスの王女』についてなぜ書かないのか、と言われるだろう。『ビオラ』の評価が日本では不十分だからである。『フランスの王女』をないがしろにする意図はまったくない。ただ、ピニェイロの最新作を的確に評価するには、その起点に … 続きを読む

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『ビオラ』(マティアス・ピニェイロ、2012)(2)

スペイン語(Castellano)の ‟Viola” の発音は日本語の「ビオラ」に近い。一方シェイクスピア『十二夜』の同名の人物は、日本では「ヴァイオラ」と英語読みされる。この文章で両者の表記が不統一なのはこうした事情に … 続きを読む

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『ビオラ』(マティアス・ピニェイロ、2012)

「(オリヴィア) あなた 、役者なの ?」 「(ヴァイオラ) ご賢察おそれいりますが 、これ以上意地悪な誤解をされないようにはっきり申しましょう 、ほんとうの私はいま演じている役の私とはちがいます 。」(シェイクスピア『 … 続きを読む

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