月別アーカイブ: 1月 2016

ターフェルムジーク『天地創造』

あまりに美しい演奏なので連日聴いている。 ターフェルムジークの音色と音程の決まりぐあいはもっぱら音楽監督でコンサート・ミストレスのジーン・ラモンの音楽性に依拠している。バッハやヴィヴァルディのコンチェルトでの彼女のソロを … 続きを読む

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“Schöpfung”

ターフェルムジークというカナダの古楽オーケストラの録音でハイドン『天地創造』を聴いている。たぶんレコーディングは20年くらい前なので、いまさら何という話。それにしてもすごい演奏である。ハイドン研究者のロビンズ・ランドンが … 続きを読む

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ブレーズ、マーラー『復活』

ブレーズによるマーラーの録音はいずれも興奮して聴いた。第6番冒頭など、あれだけでごはんを何杯も食べることができたが、なかでも『復活』は格別だった。 初期の録音、たとえばCBSのバルトークやストラヴィンスキーが、一聴して凄 … 続きを読む

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“The Plague Court Murders”(1934)

言わずと知れたカーター・ディクスンの代表作。創元推理文庫の新訳で読んでいる。半分くらい読んだが、新訳を通して得た発見は特にない。 初めて読んだのは講談社の偽革装版で、おどろおどろしい内容にあの装丁はよく合っていた。残念な … 続きを読む

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チーズフォンデュへの接近

チーズフォンデュは愚劣な食べ物だと考えていた。高カロリーで食べ飽きることは目に見えており(食べる前から食傷する)、その上鍋類に付着したチーズのその後を思えばふつう手を出すはずもない。 かく考えていたにもかかわらず、最近妙 … 続きを読む

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『孔雀の羽根』(1937)

タイトルがやや地味なことがたたって読み逃していた。とてもおもしろい作品である。 1 『眠れるスフィンクス』(1947)の「殺人ゲーム」の原型が登場する。『孔雀の羽根』でヘンリー・メリヴェール卿は、「殺人ゲーム」について次 … 続きを読む

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バウムガルテン『美学』

講談社学術文庫から出た邦訳は偉業である。 本文と訳注だけで800頁を超える大部の著作を一巻本で文庫化したことの是非は数年経ってからでないと言えないかもしれない(その頃には背は折れ頁はバラバラになっているかもしれない)が、 … 続きを読む

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押韻

三十棺桶島とひょっこりひょうたん島とで韻が踏めることに気づいた。三十棺桶島を読んだときにはあまりのことに頭痛がしたが(小説を読んで頭痛がしたのは後にも先にもこのときだけ)、ひょっこりひょうたん島のおかげでようやく解放され … 続きを読む

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探偵小説と酒浸りについて

黄金期の探偵小説(detective story)、とりわけ英国のそれを読んでいると、こちらまでグラスに手を伸ばしたくなる。犯罪の舞台なり探偵の住居なりには必ず酒の用意があって、真相究明に関する議論の合間にはアルコールが … 続きを読む

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ブレーズの演奏

ベリオ『シンフォニア』が特に好きです。キープゴーイン、ダバダバダァ。サンキュー、ミスター・ブーレーズ。マーラーを本格的に録音し始める前だから、『シンフォニア』での引用が彼の初マーラー録音でしょうか。 パトリス・シェローが … 続きを読む

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