特集「作曲家・小杉太一郎の仕事」(神保町シアター)

好企画を連発している神保町シアター、次回の特集は「作曲家・小杉太一郎の仕事」(10/24~)だ。映画俳優・小杉勇(監督もやった)の長男として1927年に生まれ、内田吐夢作品をはじめ300本近い映画のために音楽を書き、『ギターを持った渡り鳥』(1959年)に代表される日活アクションを支えた作曲家に焦点を合わせる。内田吐夢と組んだ『血槍富士』(1955)、めったに見ることのできない牛原陽一『アリバイ』(1963年、フィルムセンター所蔵の35ミリフィルムで上映)、それに何といっても鈴木清順『河内カルメン』(1966年)! この作品と、同年東映で製作された『サイボーグ009』の2本立てが見られる特集など今後二度とないだろう。

全作品コンプリートしたい(わたしにとっては)、すごい企画である。

『河内カルメン』の音楽の素晴らしさについては、以前このブログで触れたことがある(「鈴木清順の音楽的転回(3)」)。その記事でも言及した法螺貝の響きは、作曲家・河辺浩市氏によるトロンボーン演奏によるとのことだ(神保町シアターの本特集のチラシによる)。これは聴き直さなくてはならない。

 

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