矢橋透「ジャック・リヴェット試論」(「文學界」)

「文學界」11月号に、矢橋透氏による「世界理解の鍵としての演劇--ジャック・リヴェット試論」という論文が掲載されている。リヴェットの主要作品を網羅的に紹介した日本語の文章は少ないので、大いに参考になる。当ブログでの “ OUT1” をめぐる議論は作品紹介を目指してはおらず、本篇を見ていないかたにはあまり参考にならない(というよりも目障りだと思う。申し訳ありません)。リヴェットの作品に関心があり、専門家によるていねいな解説がほしいというかたがおられるなら、この論文が格好の入り口となる。なお矢橋氏のリヴェット論はこの他に、氏の専門分野である演劇の精神史の系譜に『地に堕ちた愛』を位置づける考察を、CiNii から読むことができる。

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