515, 563(Mozart)

どちらも好きな曲。515(C)を聴いていると、二声のヴァイオリンと二声の
ヴィオラがそれぞれセットで応答するところが多いため、トリオ(三重奏)を拡大した曲想のように聴こえる。基本的に主題は第一ヴァイオリンとチェロの間でやり取りされ、時々第一ヴィオラが印象的な旋律を奏でる他は、重厚な和声の中に対位法的と言っていい切れ切れのモティーフが響く。563(Es)のような傑作(弦楽三重奏曲)を成り立たせている構成法の土台も、515に代表される五重奏曲と共通するものなのかもしれない。

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