カーター・ディクスン・マーダーズ

特にこれといった理由はないが、ディクスン・カー(カーター・ディクスン)を読み直している。今日は国書刊行会版の翻訳で『一角獣殺人事件』を読んでいた。トリックよりもストーリーテリングが楽しい作品で、同時代のヒッチコックの語り口を思わせる。段ボールをあさってポケットミステリのカー作品を探してみたところ、10冊ほど見つかった。

ところでそのうちの一冊『読者よ欺かるるなかれ』のページを繰っていたら、こんなものが出てきた。

ググってみると『アメリカの友人』は1977年に公開されていた。さすがにこの頃はまだヴェンダースの映画をわたしは知らなかった。たぶん日本初公開はドイツ文化センターの特集においてだろう。この半券は85年前後の「劇場」初公開時のものだと思う。

カテゴリー: ナマケモノ, 映画, 陰謀   パーマリンク

コメントは受け付けていません。