オリヴェイラとフラー

この二人の作品を交互に見ることは変だろうか?

とんでもない。

表現方法はまったく異なるとはいえ、二人に共通するのは編集の冴え渡る技量だ。映画はこれに尽きるとわたしは思う。同時にこの二人の並外れた文学の才能(言語を梃子にした構想力と、先行する優れた文学作品に惹き寄せられる能力)はどうだ。これがなければ歴史に残る映画作家には絶対になれない。そこらへんの批評家や作家に到底太刀打ちできるものではないが、せめて現代日本の映画作家たちには、もっと文学の修練を積んでほしい。

カテゴリー: サミュエル・フラー, マノエル・ド・オリヴェイラ   パーマリンク

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