Farnace

ヴィヴァルディ『ファルナーチェ』は作曲家のこのジャンルを代表する。この曲を聴き始めて、シンフォニア=序曲をどこかで聞いたことがあると思う人も多いはずだ。シンフォニア三楽章のうち最初の二曲は『テンペーのドリッラ』のそれとほぼ同一である(ファゴットパートの扱いに違いはある)。『テンペーのドリッラ』のシンフォニアは、第三楽章が『四季』の「春」第一楽章と同内容、かつ主題を引き継いで次のコーラスを導入することで知られる。『ファルナーチェ』のシンフォニアとは本編への導入の仕方が異なるのが面白い。なぜこの二つの性格の異なる作品で、冒頭だけ同じ音楽が用いられたのかは不明である。

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